2019年12月5日木曜日

「パリからの便り」と次回リリース予定について

昨日、次回リリース予定のコンテンツを販売サイトに送りました。

私の販売サイト特集ページは ココ にあります。

次回リリース予定はご好評を頂いているザ・ピーナッツの続編。
「砂に消えた涙(原題:Un Buco Nella Sabbia)」「そよ風にのって(原題:Dans Le Meme Wagon)」「情熱の花(原題:Passion Flower)」「恋のロンド」

特集ページには都度、主に季節感のある画像を掲載していますが、年末年始は難しい。クリスマス風では正月になると。。。次回は「情熱の花」原題 Passion Flower を用意していますが、季節感としてフィットするかは不明。きれいな花ですが。次回リリースの際にご紹介しましょう。

この投稿で紹介しているのは、特集用画像として使用許諾を問い合わせたもの。私の大切な方、目下大活躍の方、Ellie さんのフェイス・ブック投稿から。快諾を頂きました。ありがとう。

パリの「今」とその方の「今」を伝える画像。

本ブログでは「ウィーンから…」もありますが、「パリからの便り」としてお伝えしますね。

Ellieさん、身体に気をつけて、パリでも頑張ってね。

応援していますよ。

2019年11月16日土曜日

昨日リリースした楽譜と音、そして今後の制作予定

今年7月に亡くなったジョアン・ジルベルトを偲んで
「想いあふれて」

没後40年ダニー・ハサウェイを偲んでロバータ・フラックとの共演盤から
「君の友達」と「恋人は何処に」

「セッションで使える楽譜」とのリクエストにお応えして
ザ・クルセイダーズの「So Far Away」
アリシア・キーズの「If I Ain't Got You」
セルジオ・メンデス&ブラジル '66の「Constant Rain」と「The Look of Love」

そして今月のビル・エヴァンスは
珠玉のバラード・プレイ「When I Fall in Love」と
白熱のライブ録音「Someday My Prince will Come」

詳しくは ココ をご覧ください。

以上の資料音源や参考音源は下記にあります。

1910

1911

今後の制作予定音源や参考音源は下記にあります。

1912

2001


2019年11月8日金曜日

最新制作コンテンツのサンプル(視聴用動画)

今年亡くなったジョアン・ジルベルト追悼

「想いあふれて」

没後40年、私の愛聴盤から次の二曲

「You've Got a Friend」 「Where is the Love」

今月のビル・エヴァンスは

「When I Fall in Love」

いずれも楽曲名から楽譜サンプル(視聴用動画)をご覧頂けます

発売後はそれぞれのタイトルが商品番号になり、ご購入頂けます

お楽しみに

2019年11月7日木曜日

今朝思ったこと

最近、Facebookへの投稿が増え、ブログへの投稿が減っていますが、自分として重要なことはここにも投稿しようと思います。今朝のFacebookへの投稿です。

朝の活動中。いつもの様にj-waveを聞きながら朝食の準備と筋トレそして今日はゴミだし。さて、今朝の番組の紹介は末尾引用。

自分について思ったこと。

この十二年ウォーキングに取り組んだ時期、朝歩いていると色々と思考や感情の整理ができた。そのおかげで?東京へ戻ることができた。

現在はウォーキングの代りに筋トレをしているが、これでは脳にはあまり効果がない。瞑想がよいとのこと。座禅かな。

夢の中で仕事をすることも多いが、今朝は近づいたイベントの対応についてアイディアというか方針が定まってから目が覚めた。とても気持ちも良かった。寝ている間に思考(感情は不明だが)の整理はできているらしい。私の脳は。

>>>>>>>>>>>(次はj-waveのページより該当部分を引用)>>>>>>>>>>>

脳は10%しか使われていない?!
11/7(木)は脳科学者の茂木健一郎をお迎えして脳を鍛える脳HACKにインサイト!
▼8:35頃『MORNING INSIGHT』著書「脳HACK大全」を出版された脳科学者の茂木健一郎さんをお迎え。脳科学的に集中力を高めて、生産性、効率を飛躍的に上げる方法を教えていただきます!

2019年11月2日土曜日

レオケ一周年公演

演奏も素晴らしい。

とても楽しめるパフォーマンスでした。

レオケ については ココ に。
旗揚げ公演については ココ に。

2019年10月18日金曜日

DL楽譜と音のリリース最新情報(2019/10/17)

昨日リリースされた最新情報です。

詳細は ココ をご覧ください。

上記ページ右上(この投稿では左)の画像は今回リクエストをくださった方の愛器(レフティ用とのこと)です。

次の制作(発売)予定曲は ココ にあります。

2019年10月12日土曜日

若き日の愛聴盤

サプスクリプション・サービスとしては Google Play Music を利用しています。月額固定ですが、価格を見ると消費税アップ分を含めて同額、つまり本体は少し減額されていました。

プロになった20歳頃の愛聴盤に出会い、気持ちが若返りました。音楽の力はすごい。当時の記憶がそうさせるのでしょう。

ロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイ

台風上陸が予想されるところですが、自宅で作業を続けています。
画像は今朝のもの。昨日、I/O 機器を棚に収録整理しました。
先日の投稿で紹介した様に、録音も全てデジタル化しました。

Google Play Music のプレイリストから最近の制作コンテンツ(発売予定曲)などを聴いてください。

1910【解説】9月~10月のDL楽譜候補曲リスト。配信可否を確認してリリース可能な曲に絞り込みましたので楽譜の目的や体裁を考えながら制作中です。

1911【解説】10月~11月に制作予定のリスト。選曲作業と配信可否の確認後に着手予定候補曲です。

2019年9月21日土曜日

9月の最新リリース情報

著作権許諾の関係から9月12日と19日の二段階リリースとなりましたが、内容は ココ をご覧ください。

8月の最新リリース情報(前回)

にも記載したのですが、今回リリースした素敵な楽曲、『映画「Love Affair」のメイン・テーマ(エンニオ・モリコーネ作曲)について、権利侵害をしていると思われる動画(楽譜と演奏場面)を発見、心を痛めております』が、補足説明です。

紙媒体については下記をご覧ください。

楽譜コピー問題協議会(CARS)

および上記が示す 「楽譜のコピーQ&A」

問題は新たな媒体である動画における楽譜の表示ですが、画面を撮影したり、ハードコピー(スクリーンショット)を作る行為は非常に問題があります。著作権の考え方からして、私は明白な著作権侵害と判断して警鐘を鳴らし始めた次第です。

私が販売するコンテンツの多くには視聴用動画へのリンクを埋めていますが、これらは次のページに記載されたガイドラインに添っており、jasracとの内容確認を行なった上での文字通り「見本動画(視聴用動画)」です。ガイドラインには45秒とありますが最長30秒、画面の30%をマスキング(覆う)とありますが、もう少し範囲を広げて「SAMPLE」という文字とその周辺領域を隠しております。

2019年9月19日木曜日

神風が吹かなかったら

日本の歴史教育は変わったのかな。

台風15号の被害ニュースを聞きつ、韓流ドラマ「奇皇后」から、実在の人物とのことでネット検索。

日本と英国は島国独特の歴史と文化とは推測されるが、日本は余りにも自分本位な歴史を伝えているなと感じる。元が支配した範囲が大きいこと、同様にイスラム国家、現在にもつながる歴史と文化を余りにも日本は学ばず、教えてこなかったのでは。グローバルな現在、これは致命傷かも知れない。

2019年9月12日木曜日

デジタル録音新経路が簡単に完成!

二台のPCにそれぞれオーディオI/O、これらのデジタル信号端子が光と同軸(コアキシャル)なので直接つなぐことがありませんでした。モニター用ミキサーのバスアウトを利用して時々アナログ録音をしてきたのですがクロストークや音質の劣化が気になり、光と同軸の中継機器を探してみました。あっけなく見つかり使ってみました。
素晴らしい!

画像上の方が楽譜制作と録音用PCのI/O(デジタル端子は光)色はシルバー、下の方が楽曲解析および演奏データを制作するPCのI/O(デジタル端子は同軸)色はブラック。今接続されている同軸ケーブルは録音用音源から来ているもの、録音時だけ接続し通常は今はずれている同軸ケーブルを接続。電源は通常PCのUSB端子から取るのでしょうがポートは埋まっています。初期i-pod用電源アダプターを測定すると目的の直流5V!久々復活して余生を送り始めました。一番上にある白い箱型のものです。

2019年8月15日木曜日

配信可否調査(インターネット楽譜&音)

次の制作に入りました。
まず選曲をします。そして重要なのがこのタイトルの作業です。

大雑把には「jasrac作品データベース検索サービス」からわかりますが、楽曲の権利関係は複雑です。

今回調査をお願いした制作予定曲について説明しましょう(権利関係者名を記載しませんが「jasrac作品データベース検索サービス」をご覧ください)。

>・今月のビル・エヴァンス「Israel」作曲Johnny Carisi(John Carisi)
>jasrac 0I0-5270-4
 ↓
問題ございません。配信可能です。

>・「LOVE IS HERE TO STAY // GOLDWYN FOLLIES /VOCAL/」
>作曲 George Gershwin  jasrac 0L0-4240-5
 ↓
要申請となります。仕様をお知らせください。

>・「人生の扉」(歌:竹内まりや)作曲竹内まりや  jasrac 139-1985-7
 ↓
問題ございません。配信可能です。

>・「この世の果てまで(英語)END OF THE WORLD」(歌:竹内まりや)
>作詞Sylvia Dee(PD) 作曲Arthur Kent  jasrac 0E0-1040-3
 ↓
サブ出版の関係で配信できない楽曲になります。

つまり

「LOVE IS HERE TO STAY」の作曲はPDですがサブ出版に申請が必要、
「END OF THE WORLD」の作詞はPDですがサブ出版の関係で配信不可ということです。

配信不可の楽曲は基本的に楽譜は出版されていない様です。
それでも楽譜が出ている場合はある種の独占的出版で他社は排除される様なことになっていたりするのです。

いずれにしても、配信可能な楽曲の作業の制作に入ります。

2019年8月10日土曜日

インターネット楽譜&音リリース最新情報

昨日、先月制作分が発売されました。

詳しくは ココ をごらんください。

なかなか手に入らない楽譜、どうしても出版して欲しい楽譜、リクエストを受け付けております。他社から多数出ている場合はそちらの利用をお願いしたいのですが、楽譜の種類として見当たらない場合には制作を検討いたします。

なかなか手に入らない楽譜は楽曲の権利者の権利関係で「出せない」場合が多いのですが、リクエストに対する当社の基本姿勢をまとめる作業が私の宿題です。

現在制作中の楽曲、映画「Love Affair」のメイン・テーマ(エンニオ・モリコーネ作曲)について、権利侵害をしていると思われる動画(楽譜と演奏場面)を発見、心を痛めております。この動画について「便利な世の中になった」とするブログ投稿もありましたが、権利者への適正な使用料を支払わずに公開されているのであれば、著作権侵害となるでしょう。困った状況です。違法動画はサブスクリプションによって減少傾向ですが、まだ多数の違法動画が投稿されたままになっている様です。

これら投稿について「出版業界でも対応を協議している」様ですし、発見した違法出版物については「見つけ次第アップサービス元に指摘する」様にしているそうです。

2019年7月5日金曜日

光が丘美術館のピアノ(ベーゼンドルファー)

ある方のご紹介があり、光が丘美術館のピアノ、ベーゼンドルファーのスペシャル・エディション(左下画像参照・12台の内のNo.2)を弾かせて頂きました。

光が丘美術館については ココ をご覧ください。

動画(40秒)が ココ にあります。


天井の高い、美術館の二階にあり、外観も素敵。

弾いてみると、うまく説明できませんが「実に弾き易いピアノ」です。

音色も明るく、とても素敵なピアノでした。

ご紹介下さったご夫妻と一曲セッション。

とても楽しい一時でした。

美術館の収蔵品は今度また行って良く観ます。

同じ敷地内、お蕎麦屋さん、陶芸教室のある建物などもありました。

東京とは思えぬ落ち着いた世界、二千坪の敷地だそうです。

口コミで評判が伝わり、来年までライブ会場として予定が入っているそうです。

2019年7月3日水曜日

「発酵」~発酵から再発見する日本の旅~

朝の準備時間、j-waveを聴いています。今週は偏愛ということで月曜日は発酵のお話。
さっそく見に行きました。

「発酵」~発酵から再発見する日本の旅~

各都道府県の代表品を展示していましたが、物販もしてました。
ちょうど切れて購入予定もあり、育った広島、尾道の酢を購入。
楽しみです。

東京は「くさや」、茨城は「水戸納豆」…、代表品を選ぶのは色々大変だったと思いますが、全国規模になると実にバラエティに富んでいます。

これからの「世界」を救う、そんな「発酵」と「発酵文化」を実感しました。

ぜひ、見に行ってください。

渋谷ヒカリエで22日までやっていますよ。

2019年6月17日月曜日

板橋区資源回収システムの問題点について

以前から廃棄物や資源回収について、私なりには努力をしております。

近隣にゴミ(特に多いのがタバコの吸殻)があれば拾い、次の回収日に向けて、敢て「さらしもの」にしておく。

ゴミについての投稿は ココ にあります。

廃棄物の内、CD-Rについては ココ にも。

今日は月曜日、資源回収日だった。

掲題の件。

強風の日が増えた。

ペットの回収のためのネットが強風で煽られ、回収前に道路に散乱することが頻発。
今日も散乱していた。
近隣の回収場所を見ると、何かにしばりつけているネットが。
私なりに工夫をして街灯の柱に固定、再度はずして使用できる様にフックと紐を工作した。

結果。

無残にもネットは破壊され、工夫は無駄に終わっていた。残念。

強風の日が増えた以上、板橋区のペット回収は資源を散乱させる結果になっており、機能していない。
回収業者も今日は疲れていただろう。
余裕の無い心理状態は推測している。

誰が破壊したか不明だが、板橋区のペット回収は強風に対応していない。

この種の問題、政治問題と思うが、どう提起すればわからない。

ひとまずブログに投稿、Facebookで拡散を試みます。

声高に語る前に、自分の生活や周囲のことから改善してゆかねばと、そう考えます。

2019年6月13日木曜日

Time Remembered 採譜から感じるビル・エヴァンス演奏の神髄


FacebookとTwitterで予告した内容。SNSとして優れていることは実感しますが、書き込みは「流れて」行き、空しい感じ。真剣な投稿記事は今後もブログに上げ、これを両媒体で伝えることにします。

さて、表題の内容。
映画公開により初めて出会った Bill Evans の素敵な楽曲冒頭の話です。

冒頭三音、当初仮説「ビートのウラを三連符」と思ってテンポ計測した結果です。

1小節目   4拍ウラ:65.01
2小節目冒頭~4拍ウラ:88.34
2小節目   4拍ウラ:64.00

テンポがゆらぐ?ビル・エヴァンスはこんないい加減な感覚で演奏に入りません。
予測したリズムが違い、テンポ計測計算を間違えた様に思いますが、全体の把握をしてから再計算すべき重要なポイントと自覚し作業は続行。

実はこうではないか?
聴こえた音は三音でしたが、全曲を聴くと全体のビートは二分の二拍子(四分の四拍子と二分の二拍子の説明は今回スルー)。ここにも着想を得て、冒頭はバラードだけに正確な四分の四拍子感覚?

計算式に三連符ではなく16分音符による演奏で再計算。
ウラは拍の半分ではなく拍の四分の三とか四分の一になります。
1小節目   4拍ウラ(16分音符3個分):97.52
2小節目冒頭~4拍ウラ(16分音符1個分):95.71
2小節目   4拍ウラ(16分音符3個分):96.00

一定のテンポ感!スゴイ!計算した私も感動!

バラード・プレイ、楽譜には Rubato とか Tempo rubato と表記する「自由なテンポ」ですが、適当に速度が変わるのではなく、感じるテンポ(ビート感に由来)は一定もしくは少しずつの変化で遅速するものです。

音を保持する表記に変更して完成。
ビル・エヴァンスの音楽の神髄を実感する作業。


完全採譜楽譜をご期待ください。

カラオケ(M.M.O.)も制作中です。このテンポ感(ビート感)がゆえに、バラードの感じは聴いている(多くの方が聴ける)音源から感じてもらい、楽譜を一定テンポで走らせても「美しい音」だからです。この楽譜を一定テンポ(この楽曲の平均テンポ)で演奏したらこうなるという音なのです。


2019年6月8日土曜日

最新リリース情報(ダウンロード楽譜&音)

2002年より<TOYOTA G-BOOK>より配信されたオリジナル楽曲の内、チャンネル「音楽の四季」から「睡蓮」など五曲。

口笛で演奏したら楽しいなと夢の中で気付いて選曲(編曲)したザ・プラターズ「オンリー・ユー」をリリースしました。

詳しくは ココ をご覧ください。

左画像 撮影者は「びすこってぃ」さん

2019年5月28日火曜日

楽器との出会い(トランペットとギター)

トランペットは中学の吹奏楽部に入って選んだ楽器でした。
しかし歯並びが悪く、向いていないと自覚して諦めました。
画像は、広島市宇品町(戦前は軍港として有名な港町)の路上、1965年7月24日、「みなとまつり」のパレードです。

中央、めがねをかけているのが中学一年生の私。

手前の佐伯先輩(二年生)は素晴らしいトランペッターでした。
吹奏楽部をやめ、弦楽部に入り、ギターを買ってもらい、練習しました。

このギターはまだ手元にあり、演奏可能です。

2019年5月26日日曜日

今年の団十郎不動尊祭

 今年は猛烈な暑さでした。イベントの様子を撮影することを失念して帰宅、頂いた御札の画像で、すみません。
地球は人類が快適に暮らせる環境ではない方向へ進み、小学校の頃読んだ近未来SFの様に、生存の危機を感じながら生きる状況に変わったのかなと実感しています。
皆様ご自愛の程。
今後の天気予報と情報を察知することです。
生きのびるためには自衛しかありません。誰も環境からは守ってくれません。

2019年5月25日土曜日

レオケ旗揚げ公演

 レオケ旗揚げ公演。素晴らしい。
日本の音楽が底流でここまで成熟したことを実感。
今後もそのお手伝いができれば幸せです。
まずは皆様おめでとうございます。聴いている皆も幸せだったと思います。



明日は、日暮里南泉寺「団十郎不動祭」。お寺の世話人として受付にでかけます。
明日も暑そうです。
もし興味があり、お時間があれば、11時からです。

2019年5月20日月曜日

今年もムラサキ開花

純粋和種の貴重なムラサキが今年も開花。今宵から雨というか嵐との天気予報なので早めに撮影。か弱い草本です。

ムラサキ純粋和種については ココ をご参照ください。

2019年5月12日日曜日

8月18日のセッション

私も時代に合わせた発想の転換が必要だと思います。

音楽については次の二点にフォーカスして続けます。

・リクエストに応じて楽譜を出版

・ピアノ演奏で音楽をシェアする


ピアノ演奏についての新たな取り組みをご紹介。

Moonglow オールジャンルセッション

日時: 2019年8月18 日(日) 13時~16時半
会場: Moonglow S Studio (スタジオ内禁煙です)
参加費: 3,000円
セッションホスト: 林 知行(Piano)、青木雅彦(Flute)、関 良平(Bass)、Zamas<ザマス>(Drums)

アピール・ポイント

(1)皆さんの歌や楽器演奏を私のピアノトリオがサポートします。
ピアノだけの伴奏もOKです。

(2)ピアノ:名器スタインウェイB211(ダニエル・バレンボイム・エディション)の演奏を満喫!

ジャンルは問いません。

お問い合わせなど詳しくは ココ をご覧下さい。

2019年5月7日火曜日

私とピアノ(5)

多数アーチストのサポートや録音に関わってきました。1ステージのみを除外し敬称略。ピアノだけの場合もありますが多くはバンドのピアノあるいはキーボード演奏、喜多郎ではベース(Mini Moog)も演奏。

チェリッシュ、上條恒彦、中村雅俊、まびい、坂本九、加山雄三、加川良、加藤登紀子、ふきのとう、葦原邦子、明日香都岸洋子、松平健、吉幾三喜多郎

2019年5月6日月曜日

私とピアノ(4)

現在の仕事のメインとなっている楽譜出版、その中で歌やピアノに関する楽譜の話です。

最新リリースの中に「ウィーン、わが夢の町」があります。

(1)











制作に際してドイツ語の先生から受け取った資料です。ピアノパートは(歌が無くても)ソロピアノ演奏できる様アレンジされています。通常、海外の楽譜はこのスタイルです。このままピアノが演奏すると「歌を食ってしまいそう」。ハーモニーも普通というかやや陳腐ですね。

(2)










リットー・ミュージックからの要望で書き始めたスタイル。当時急速に増えてきたピアノ弾き歌いアーチスト(キャロル・キングなど)が演奏しているスタイル。イントロ、エンディング、間奏、歌との掛け合いになるフィラー(日本語的には合いの手)はソロピアノですが、歌の伴奏部分は基本「コード主体」です。コードでアレンジできないか自信の無い人(未だに日本には多いかも)向けです。

(3)









ソロピアノ用にはピアノで「演奏して楽しいアレンジ」を心がけます。ハーモニーも工夫します。

(4)








近年(2)や(3)よりも売れ始めました。コードで即興的に演奏したり伴奏できる人が増えて来た様です。

日本の音楽文化が進歩充実していることを実感。

今後も精進し良質な楽譜と音をリリースします。

2019年5月5日日曜日

私とピアノ(3)

今日は一階音楽室(防音室)で仕事。今は三階で仕事をしています。

鍵盤上は自作の作業用テーブル。PCのキーボードやトラックボールを使うことができます。数年前パソコン肘(テニス肘)に苦しみましたが、右手でも左手でも作業できる様にトレーニング、特にトラックボールを左手主体作業にしてから症状は改善、現在では完治しました。さて、

デジタル・ピアノが全盛です。色々な理由から多くの方が利用しています。
ただ、アコースティック・ピアノに比べるといくつか問題点があります。

私はライブの際に少し経験しましたが、無理に集中練習したり、短時間とは言え必要以上に鍵盤を強打すると(私の場合はこれ)、腱鞘炎になる危険があります。

そして「ピアノの美しい響きの実感を得られない」のが残念です。デジタル・ピアノの音も良くなりましたがある意味では不変均一。言葉で表現しづらいのですが、「デジタル・ピアノはピアノではない」と考えています。「ピアノの美しい響き」、それは何と言っても素晴らしいものです。

一番の問題は、多くの人はアコースティック・ピアノ、特にグランド・ピアノの響き、素晴らしい「ピアノの美しい響き」を聴いたことがないので、実感もなにも、デジタル・ピアノの音をピアノの響きだと思っているらしい現実です。言葉の誤用(一生懸命ではなく一所懸命)も大多数が一生懸命だと思えば私の説明は無力です。デジタル・ピアノが一生懸命、アコースティック・ピアノ(特にグランド・ピアノ)が一所懸命だと言いたいのですが、無力感もあります。やれやれです。

アコースティックであればアップライト・ピアノでよいのですが、グランド・ピアノはハンマーが上下動するためアップライトに比べると高速連打等で優れており、響きの豊かさも比較になりません。欲を言えばグランド・ピアノでしょうが、問題は置き場所。大人数でも聴ける会場向き、そのための楽器として進歩してきたのです。

鍵盤の動きを含め音量や音色コントロールについて「タッチ」という表現が使われます。感覚的表現ですが、眼前のピアノはタッチが「重い」。指の弱い人は音が出ない可能性があります。

横浜市の依頼でピアノを選定した際、まず私が演奏してみての感覚評価になりますが、同時に聴いている横浜市職員の評価も参考にしました。評価はほぼ一致していました。
その上でもう一点注意したことがあります。実際に弾く人にとっての「タッチ」です。

「私が弾いて素敵」だけではだめだと思います。市民ホールのピアノです。小さいお子さんが弾く可能性もあるし、ピアノを弾いたことがない人(電子楽器でピアノの音色を選んだことでピアノを弾いた気分になるのは良いが…)が実際にリアルなピアノを弾くとどうなるか…。そんなシーンも多く見てきたからです。

多くの人が(私が選んだ)ピアノで音楽を楽しむ、そのために最適のピアノである様に、私なりによくよく考えて選んだピアノでした。

最近、遂に人類はブラック・ホールを見ることができました(NAOJ)。

ブラックホールとは直結しませんが、アルバート・アインシュタインや相対性理論が再び評価されています。その相対性理論の有名な公式です。

E = mc2(二乗) つまり エネルギー E = 質量 m × 光速度 c の2乗

次の話、(私は)これに関係があると思っています。

ピアノの美しい音の秘密、打鍵の際の力よりも指が鍵盤を通じてアクションに伝える速度(正確には加速度)だと思います。
ちなみにMIDIキーボードがベロシティ(強さ)を検知するのは鍵盤を押し下げた「力」ではなく「速度」です。

ピアノの美しい(しっかりした)音を出すポイントは指の素早い動きが大切です。むやみに力んでも身体が硬直するだけ、美しい(しっかりした)音は得られません。
反対に、ピアノで美しい小さな音を実現するにはしっかりとした指の動きだがとてもデリケートで「遅い動きが必要」です。「弱い力」ではなく「遅い動き」です。大きな音より遅く動かす小さい音の方が「力が要る」のです。私の実感です。

発音の瞬間に向け勢い良く自分の力を、ピアノなら「指先」、太鼓なら「バチ」に伝え、もっと重要なのは、発音の瞬間には上手に脱力している必要があります。
完全に脱力するとピアノの鍵盤は戻ってしまい音は途切れます。指は脱力しても身体から離れませんが太鼓はいい音がしても「バチ」が手から離れて次の一打が打てません。
打鍵した音を伸ばすためにはその鍵盤をそのまま押し下げている、バチは次の打撃に備えてバチを離さない、その程度の力まで脱力して保持する必要はあります。

一連の力加減と脱力、ピアノに限らず発声や管楽器にも共通して全ての音楽表現において「無駄な力が入っていると美しい音は生まれない」のです。

言葉で説明できても、皆さんがそれを実感できる様に指導するのは難しい課題です。
見ていてこちらまで力が入ってしまう様な、「その力の入り方(力み方)はどうにかならないかな」と、そう思っても、どう対策を伝えればよいのか悩みます。

経験を踏まえて、各自それぞれに何かヒントをつかめば変わってゆくはずなので、今後も私もそのあたりの伝え方は研究して行きます。

2019年5月4日土曜日

私とピアノ(2)

最初はオルガンでした。

前後の写真から6歳頃だと思います。

梱包には「山葉」とあり、YAMAHAではありませんでした。
程なく、調律師の方(私の記憶ではマツヤマ様)からのご紹介で中古のアップライト・ピアノに変わります。メーカーはYAMAHAの前身日本楽器製造、英文というかローマ字の装飾体でした。

7歳頃だと思います。

当時のことは ココ をご覧ください。

演奏に対価を頂戴したのは19歳、芸能生活48年ということになります。色々な場所で色々なピアノを演奏しました。数えられないほど色々なピアノです。

メーカーによる違いもありますが、実際はむしろ個体差の違いを大きく感じます。

スタインウェイは有名ブランドですが、YAMAHAとの比較で言うと個体差が大きいと感じます。素晴らしいスタインウェイもあればそれほどではないのもある。経験からそう感じます。
8月18日巣鴨ムーングローのピアノはB211、ダニエル・バレンボイムが選んだもので、日本には一台だけ入ってきたそうです。このピアノは素晴らしいピアノです。ぜひ弾いてみて欲しいですね。8月18日のセッションに参加して。ピアノ演奏の賛歌もOKです。

ベルフォーレ(坂東市民音楽ホール)が所蔵する三台(三大メーカーと言ってよいでしょう)を弾いて聞き比べてもらうコンサートがありました。

貴重な体験であり、素晴らしいお仕事でした。
詳しくは ココ にあります。

・スタインウェイ(D-274)
・ベーゼンドルファー(Model-290) 
・ヤマハ(CFIII-S)の3台のピアノが

私も巣鴨ムーングローのピアノの様に(ダニエル・バレンボイムの様に)、選定作業をしたことがあります。
みどりアートパーク(横浜市)からの依頼でヤマハの工場へ行き、4台のピアノから1台を選ぶ作業でした。
貴重な体験であり、責任の重いお仕事でした。
詳しくは ココ にあります。