画像は10月2日と8日(一番下)の朝の空です。8日の空には小さく月も写っています。
空を見上げながら思い出したのは坂本九さんのことです。
「上を向いて歩こう」とか「見上げてごらん夜の星を」などのヒット曲のタイトルからの連想です。
私はピアノ伴奏者のトラ(代役)で数回伴奏をしましたが、姫路に電子レンジ販促イベントで行った時のことを覚えています。
1975年頃、電子レンジCMに出演した九ちゃんは彼自身のヒット曲「レットキス」の替え歌を歌っていました。宴会場の円卓テーブルそれぞれに一台ずつ電子レンジが置かれ、調理デモンストレーションが行われ、販売店ごとに売約数を競う場面もありました。そのアトラクションで歌う九ちゃんの伴奏をしたのです。
レットキス(ジェンカ)は曲名であると同時に当時流行った踊りのこと、wikipediaによれば次の様になります(引用します)。「レットキス (Letkiss) は、フィンランドの民謡、および、その曲に合わせて踊るジェンカ(フィンランドのフォークダンス)である。作曲はラウノ・レティネン(Rauno Lehtinen)。フィンランドで1960年代にはやった流行歌であり、日本ではマイム・マイムやオクラホマミキサーと並ぶ、最も有名なフォークダンスである。フィンランド語の発音はレトキッスに近い。「列になって踊ろう」の意味。フィンランド語ではレトカイェンッカ (Letkajenkka) とか単にジェンカ (Jenkka) とも。」
ピアノ伴奏譜はコード付きメロディ譜です。特にアレンジの指定はありません。私なりにはちゃんと伴奏したつもりでしたがいつもの伴奏者と同じアレンジにはなりません。歌いづらかった様子でその様な趣旨の注意を受けました。でも具体的にどうすればよいのかはっきりしません。私は何も言えず、ただ、申し訳ない気持ちになりました。
後日、日航機墜落のニュースの中で搭乗者リストに含まれておりびっくりしました。あの夏の日のことも覚えています。当時文京区根津に住んでいましたが、夕空(もう暗くなり夜空だった様に思いますが)を見上げて無事を祈りました。絶望的とは思われたのですが。
素晴らしい歌手、エンタテイナーを亡くしました。衷心より哀悼致します。合掌