2014年11月30日日曜日

音楽制作について(1)

今朝、次のメールを読みました。生徒さんからです。

林先生 おはようございます。Y.W.です。

所有しているピアノ音源をシベリウスに認識させようとしていろいろ調べておりましたら、ちょっと気になる 記事 がありました。ご参考までお送りします。
私は次の返信をしました。

「(以上の記事に)書いてある事は私自身の感想及びこれまでのアプリへの質問のヒストリー(avidに吸収される前も含め)とかなり一致します。一つだけ違うのは、指導のために7.5を導入したものの仕事及び7.1の生徒さんにアップグレードをあまり奨励しなかった事。そこの判断というか直感はやや正解かな。情報ありがっとうございます。楽譜が書ければ十分なのですが」

Sent from Huawei MediaPad(私がタブレットから返事をするとこうなります。ちゃんと署名作らねばとは思っています)

なお、シベリウスとは私が楽譜制作において使用し、教室で指導にも利用しているアプリケーションです(作曲家の名前に由来すると思いますが同名作曲家のことではありません)。私自身の音楽制作の歴史を含め、明日から今後のことも含めてこのテーマで書いて行こうかと思います。そこで(1)としました。もちろんアナログ的な手法では無くデジタル的な手法におけるヒストリーとなります。

画像は昨晩のウォーキング途中。黄葉(紅葉)する木の下は落葉で一杯。掃除されていな場合は滑りやすいですが、ちょうど見ごろです。

2014年11月27日木曜日

上を向いて歩こう(Sukiyaki)

<楽譜&音のダウンロード配信サイト アットエリーゼから発売中コンテンツの解説>
サイト内の特集ページは ココ

昨年11月「追悼・坂本九」ということで3曲(「見上げてごらん夜の星を」「涙くんさよなら」「心の瞳」)の楽譜と音をリリースしました。その際の特集記事です。

「日本人の歌った日本語の歌として唯一アメリカでもっとも権威のあるヒットチャート誌「ビルボード」の "Billboard Hot 100" 3週連続1位を獲得した世界的アーチスト坂本九。1964年には日本人初の「ゴールドディスク」も受賞しています。私は昔、彼の歌のピアノ伴奏をしたことがあります。1985年8月12日、日本航空123便墜落事故に遭遇、43歳で亡くなった坂本九を追悼し次の3曲をリリースします(後略)」

本ブログ内関連記事は ココ と ココ にあります。


とても残念だったのは、代表曲であり世界的ヒット曲「上を向いて歩こう」を出版できなかった…ことです。この時点では著作権の関係で出版不能でした。

最近、権利関係が変化して出版可能となりましたので、「上を向いて歩こう」と「明日があるさ」を出版します。

軽快なリズムとビート、歌詞も明るく、希望に満ち溢れた当時の雰囲気というか勢いの様なものを感じます。

坂本九のオリジナルの採譜によるアレンジの他に、ジャズブギウギアレンジも書きました。主にブギウギ・ピアノのスタイルを利用したアレンジです。


・ブギウギ・ピアノ

ブギウギ(Boogie Woogie)、ピアノで演奏されるブギウギはソロ演奏です。
左手でしっかりビートを打ち出します。ブギウギ・ピアノは踊るために演奏されることが多かったとか。ブギウギ・ピアノはダンサブル・ミュージックなのです。

左手のパターンには色々な種類がありますが、次に紹介するのはコーダル・ベース(コード的なベース)。コードをそのままピアノの低音域に配置すると響きが濁るのでコードの第三音(3rd・サード)を省略し根音(root・ルート)と第五音(5th・フィフス)、2拍目と4拍目は6th(シックス)を演奏します。


今回リリースしたブギウギのパターンの他には次の様なパターンもあります。


2014年11月24日月曜日

上を向いて歩こう

夕食後、19時にウォーキングに出かけました。

このタイトルはこれからリリースを予定している楽曲名でもありますが、このポップス・スタンダードについては後日また投稿することにして、今夜は文字通り「上を向いて」歩きました。
最近ではライトアップされていて夜でも黄葉が楽しめます。
昨晩、美味しいオツマミを作りました。

レシピは教えてもらったものですが、銀座のバー由来…だとか。柿とベーコンをさっと炒めて黒胡椒を挽きかけます。
乾燥ブナシメジも炒めて加えたところなかなか良いバランスでした。

一つレパートリーが増えました。

ここで思いだしたことがあります。柿を使った料理です。

CDデビューをした頃、20年以上も前のことになります。バブル経済のせいで東京の家賃相場も急騰しました。そこでしばらくバブル疎開?ということで前橋市に移住しました。その家には柿の木が多く、秋になるといっぱい柿の実を収穫することができました。食べきれないほど。そこで考えたのがカレーに入れること。「柿カレー」は意外にいける。好評でした。

2014年11月23日日曜日

毎日の生活

ある生徒さんが「良く歩かれますね」と。数日前の東十条往復をご覧になった様です。

これは買い物と昼食という目的があり、いつものウォーキングとは少し違いますが、仕事柄運動不足になり勝ち、毎日歩く様に心がけ毎日の歩数記録を始めて9年、来年2月には十周年となります。

今年は目下のところ一日平均歩数一万強、今月は前半が天候不順だったりここ数日録音が忙しくて一日平均歩数九千強です。

以前、早起きを心がけた時期もありました。
「山本寛斎的生活それは早起き!」というブログを書いています。

その頃は何とか東京に戻ろうと仕事場と住居の移転を考えており、朝早くから元気に活動する様に心がけていました。

現在、念願叶って東京板橋に住み、仕事も安定しています。これからの課題は健康保持。規則正しい生活を心がけ、ウォーキングも続け様と思います。

基本的に休日という日はありませんが、毎日の生活をまとめるとこんな風になります。まず規則正しく生活できていると思います。

朝は自然に6時~7時の間に目覚めます。以前と違って早朝からウォーキングに出るのではなく、その日の予定を考えて適宜に出かけますが、特に何も無い日は夕食後に歩きます。

自由時間は新たな楽しみです。

タブレット端末(自宅の無線LAN接続のみで携帯電話機能はありません)で映画(洋画)やスポーツ観戦。

このタブレット端末のおかげでパソコンは一階の仕事場に置いたまま、電子メールやネット接続関連の作業は三階の自室でも可能になりました。

今後も元気に生活してゆきたいと思います。

2014年11月19日水曜日

One fine winter day

風は冷たいが良い天気。東十条に出かけた。
折り返し点(休憩)は東十条の名店「みのや」。
一番人気はロースカツ定食だが私はいつもの「アジフライ定食」。
実にウマイ!そしてボリューム!
その帰り道、朝食に欠かせない味噌を購入。
富士見銀座入口にある高柳味噌店。
往復1時間半、一万歩のウォーキング。
帰宅して午後は録音に戻ります。

2014年11月10日月曜日

Can't Take My Eyes off of You(君の瞳に恋してる) 

<楽譜&音のダウンロード配信サイト アットエリーゼから発売中コンテンツの解説>
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「ジャージー・ボーイズ」は1960年に結成されたザ・フォー・シーズンズをテーマにしたミュージカル、2006年にはトニー賞のミュージカル作品賞、主演男優賞、助演男優賞、照明デザイン賞を受賞、アメリカ国内のみならず全世界で上演されています。
このミュージカルをもとに今年(2014年)クリント・イーストウッドが監督、フランキー・ヴァリ役ジョン・ロイド・ヤングの映画版が公開されました。
日本では2014年9月27日に公開され、オフィシャル・サイトの日本オリジナル予告でこの曲が使われています。検索の際 映画 ジャージー・ボーイズ としてください(近日公開終了の様ですからこの予告も期間限定と推測されます)。

フランキー・ヴァリ (Frankie Valli) はザ・フォー・シーズンズのリード・ヴォーカルですが、1967年に初めてソロとしてリリースしたのがこの曲。録音盤にはフランキー・ヴァリとザ・フォーシーズンズとクレジットされています。

ザ・フォー・シーズンズは「シェリー(1962年)」などヒットを連発した有名なグループですが、私が最初にこのグループ名を意識したのはザ・カーペンターズの名盤「ナウ&ゼン」でした。B面1曲目で「Yesterday Once More」が歌われ、その後DJのナレーションを間に挟みつつオールディーズの名曲がメドレーで歌われ、最後に「Yesterday Once More」がリプライズされます。途中DJが「フォー・シーズンズ?」と絶叫する様な部分があり、これが印象に残っています。残念ながら彼等の曲は歌われていないのですが…。

今回リリースしたピアノ弾き歌い(ピアノ伴奏)譜のアレンジで一つ心残りがあります。
サビの部分、オリジナルはフル・バンドによるパンチの利いた伴奏に乗せて歌われますが、ピアノ伴奏となるとあまり複雑には書けない(オリジナルの忠実な採譜では演奏が難しい)と判断、途中にある素敵なディミニッシュ・コードを省略したことです。
ピアノで伴奏するには拍のオモテを主体に左手にベースのパターンをアレンジします。サビの伴奏は次の様に書きました。


この部分のオリジナル、フル・バンドにおけるトランペット・セクションは次の様に演奏しています。拍のウラに少し突っ込み気味(半拍ずつ前にシンコペイト)するアレンジです。↑の部分が省略した素敵なディミニッシュ・コードです。


これをハ長調に移調しました。


ディミニッシュ・コードを利用するアレンジ(2種類):

(1)はアプローチ・ノートの例、ディミニッシュ・アプローチと言います。アプローチ・ノートとはアレンジする声部(ライン)におけるコード・トーン(和音構成音)の前にある短い音価(音符)のノン・コード・トーン(和音構成音以外の音)が半音なり全音で解決する音です。これをディミニッシュ・コードでボイシング(和声化)します。譜例はⅠ6 に対するⅦdimとⅡm7に対する♯Ⅰdimによるアレンジです。それぞれ↑の部分がディミニッシュ・アプローチです。



(2)はコード・トーンの前にある短い音価(音符)のディミニッシュ・コードですが、(1)とは違い解決先のコード・トーンと2声部が共通し、他の2声部が半音変化するアレンジです。「君の瞳に恋してる」のサビの場合は下行しますが上行変化の場合もあります。「君の瞳に恋してる」サビにおける実例をハ長調に移調して解析すると次の1~2小節の様になります。2~3小節は上行する例です。


2014年11月2日日曜日

第22回東京校歌祭

11月に入った初日、昨日はあいにくの雨でした。

第22回目の東京校歌祭が開催されました。

今年は杉並公会堂のステージ。

まず最初に奈良本校長先生をご紹介、母校のアピールをお願いしました。

昨年から母校の生徒さんが参加しています。
今年は14名の生徒さんが一緒に歌いました。
楽譜が見つかった「五中健兒の歌」も歌いました。



最後に先月10月の一日平均歩数:10,763歩
そして今年1月からの一日平均歩数:10,592歩