若き日の愛聴盤の一枚が
チック・コリアの「Piano Improvisations Vol.1(1971年)」でした。
これを聴いていたネム音楽院在学中の夏(1972年)、
所在地の合歓の郷(三重県浜島町)野外ステージの夜間ライブ
(ネム・ジャズ・イン)、折悪しく台風襲来の中チック・コリアの
演奏がありました。彼が「ステージのすぐ裏から聴こえるカエルの
声を生かすように演奏した」という様なコメントしたことを記憶して
います。このアルバムから「Noon Song」も演奏しました。
上画像は、在学中に採譜した私の楽譜資料です。
その後、喜多郎全米ツアーのために渡米した夏(1987年)、
リハーサルで毎日通ったSIRスタジオ(Sunset Boulevard Los Angeles, U.S.A.)で
チック・コリアのツアー用機材を見かけました。
ケースに「チック・コリア・エレクトリック・バンド」と
書かれていました。
左の画像は全曲の採譜を担当した楽譜集。
この中から次の二曲は自分のアレンジを発表していたので制作を
先行させ、今日、販売サイトへ送稿したところです。
来月にはリリースされるでしょう。
「Friends」は左の楽譜集に収録されました(1981年8月刊行)。
「Crystal Silence」は左の楽譜集に収録されました(2013年3月刊行)。
これから「Spain」と「Noon Song」を採譜しなおして制作します。
最後に。今日68歳になりました。
今後も元気に仕事をしてゆきたいと思います。