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2019年5月6日月曜日

私とピアノ(4)

現在の仕事のメインとなっている楽譜出版、その中で歌やピアノに関する楽譜の話です。

最新リリースの中に「ウィーン、わが夢の町」があります。

(1)











制作に際してドイツ語の先生から受け取った資料です。ピアノパートは(歌が無くても)ソロピアノ演奏できる様アレンジされています。通常、海外の楽譜はこのスタイルです。このままピアノが演奏すると「歌を食ってしまいそう」。ハーモニーも普通というかやや陳腐ですね。

(2)










リットー・ミュージックからの要望で書き始めたスタイル。当時急速に増えてきたピアノ弾き歌いアーチスト(キャロル・キングなど)が演奏しているスタイル。イントロ、エンディング、間奏、歌との掛け合いになるフィラー(日本語的には合いの手)はソロピアノですが、歌の伴奏部分は基本「コード主体」です。コードでアレンジできないか自信の無い人(未だに日本には多いかも)向けです。

(3)









ソロピアノ用にはピアノで「演奏して楽しいアレンジ」を心がけます。ハーモニーも工夫します。

(4)








近年(2)や(3)よりも売れ始めました。コードで即興的に演奏したり伴奏できる人が増えて来た様です。

日本の音楽文化が進歩充実していることを実感。

今後も精進し良質な楽譜と音をリリースします。

2016年12月20日火曜日

練習とテンポそしてコード付きメロディ譜からピアノ演奏を楽しむ

ピアノの練習、基本は少し遅めのテンポから始めましょう。
クラシックなど五線譜に記されている場合、曲の構造(形成)、そして和声的な曲は和声、対位法的な曲は旋律の絡み、その曲を理解し把握しながら練習をしてゆきます。要するにその曲を良く理解して自分のものにする必要があります。

私の教室はどちらかと言えばポピュラーやジャズ、メロディとコードから自由に演奏を楽しみます。それでも少し遅めのテンポから始めた方がよいでしょう。

昨日のあるレッスンはアントニオ・カルロス・ジョビンの「波(Wave)」。私が出版した楽譜の関連音であるMMO(ミュージック・マイナス・ワン)をご購入になっていますが、そのMMOはオリジナルのテンポ(144)です。
まだオリジナルのテンポでは速くて弾けないというので、さわりを弾いてもらい練習に適したテンポ(120)を確認、このMMOを録音した演奏情報(MIDI)のテンポ指定を120にして録音、レッスンの後に送りました。
少しずつテンポを上げて練習すれば、オリジナル近いあるいはオリジナルのテンポで楽しめる様になります。彼女の場合、来年夏の発表会の準備が始まっているのかも知れません。

その楽譜は ココ にあり、ページ右下にある「参考音源(wma)」がMMOです。

そしてここで大切なこと。

せっかく私の教室でレッスンを受けています。完成された楽譜ではなくコード付きメロディ譜で自由に楽しむ方法をレッスンしています。
上ページ右下のボタン「楽譜とwmaを買い物かごに入れる」ではなく「wmaを買い物かごに入れる」からご購入頂いたのです。
完成された楽譜(上記のページで販売している楽譜)では、五線譜が読めるだけに自由にアレンジして演奏することができないからです。

既にコード付きのメロディ譜はお持ちでしたが、少しサイズが違い、コードも恐らく微妙に違うと思われましたのでオリジナルの採譜に基づく私の出版楽譜を教材としました。

その楽譜は ココ にあります。

2012年7月18日水曜日

新しい本ができました !

タイトルは「コード弾きソロ・ピアノ『超』入門」

発行所はゲイン
発売元はシンコーミュージック・エンタテイメント
この本のページは下記にあります

http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=1749006

表紙と背表紙にあるキャッチ・コピーは

ポップスの名曲を自由に弾きこなすコツがわかる!
初心者レベル/再チャレンジ大歓迎!
もちろんCD付きです。

次の本も明日原稿を出版社に送る予定です。
ようやく「超」忙しかった時期が終わりに近づきました。
またブログの投稿を以前のペースで再開したいと思っています。

2012年6月4日月曜日

My musical history(12)


バンドにおけるピアニスト、それは当時一斉に世に出たフォーク系のアーチストのツアー・サポートから始まりました。
今でこそアーチストのツアー・サポートなんて言いますが当時はバック・バンドと言いました。
そして旅行く先々での呼ばれ方は従来通りバンド・マン、まだ世間的扱いは「士農工商犬猫バンド」という風でした。
身分的に人間以下、更に犬猫以下って意味です。やや自嘲気味にそう感じたし、実際そんな風に扱われる場面も時々ありました。
当時一斉に世に出たフォーク系アーチストが多数いて、仕事はいくらでもありました。バンドのメンバーは常時不足気味でメンバーが固定するのにしばらく時間がかかりました。ステージの数は年間百以上はありましたから徐々にメンバーを固定しないとマネジメントが困難になり、メンバーは固定してゆきました。

私はアシュラダムという名前のバンドに所属しましたが、当初はウエンズデー・モーニングというバンドのピアノやキーボードの仕事も時々入ってきました。現在も使われている業界用語だと思いますが「トラ」の仕事も多かったのです。
トラとはエキストラの略、確か映画業界の用語を音楽業界が転用したのだと思います。正規メンバーの代わりにその仕事を臨時に1本とか数本請けることで、正規メンバーは何か用事で現場に行けないとか、用事と称してもっと良い仕事(これをオイシイ仕事と言う)へ行く時にトラを頼みます。
アシュラダムは上條恒彦さん、ウエンズデー・モーニングはチェリッシュのバック・バンドでした。
アシュラダムのリーダー(当時はバンマスと言ったはず)は国立音楽大学のトランペットの人、管楽器が3本(トランペット、トロンボーン、アルト・サックス)、これに4リズム(ピアノ、ギター、ベース、ドラム)の7人編成でした。
ウエンズデー・モーニングはトラで行った関係で詳しくわかりませんが、最初はベースの人、次にドラムの人がバンマスとなり、管楽器はいなくてピアノとキーボードとギターとベースとドラムの5人編成だった(と記憶しています)。

アシュラダムは国立音楽大学の学生が主体でしたがピアノとベースとアルト・サックス(上條恒彦さんの旧友)は外部でした。当時も今も?音楽大学ピアノ科の学生がバンド・マンをやるとは思えないし、だいたいコードでピアノが弾ける学生は…いなかったでしょう。
私は初見力とコードによる即興的アレンジ&演奏ができたので採用されたのでした。

当時の写真はこれ1枚しか見つかりませんでした。
裏には1974年9月24日、出水市民会館近くと書いてあります。21歳の私の右はベースのK.S.さん左はトロンボーンのM.W.さんです。

これらバンドのピアノ・パート譜はフルバンドのそれに近いものでした。売れたアーチスト、当初は大手のレコード会社なりプロダクションの傘下に入ったのでプロのアレンジャーが書いた楽譜が来ていたのです。
その後色々なアーチストのツアー・サポートを行うことになりますが、徐々にコードだけの楽譜(便箋にコードだけ書いてある様なもの)とか、演奏すべき曲が録音されたカセット・テープを受け取りコードなど必要な要素は自分で採譜(耳コピ)する様なことが増えて行きました。とにかくコードでピアノが弾ければ仕事になったのです。ソロもバンドも。

目下、コード弾きピアノの初歩入門教則本の執筆依頼を受けて書いています。
左の画像は既に出ている本。これに私が書いた本が加わるのです。
コードで弾ける人、30年前は少なかったけれど現在では随分と増えているでしょうし、この様な出版企画が成立する時代になったのだなあと、感慨深いものがあります。


次回は私の教則本執筆奮闘記でも書きましょう。こちらも30年前から始まった仕事です。



2011年2月14日月曜日

教室で活躍するヤマハのポケットラック!

私の教室、日曜が秋葉原MusicVox、翌月曜がヤマハミュージックアベニュー池袋です。Nさんは月曜の午前10時45分にお見えになります。シューベルトの「Ave Maria」を練習しているところです。
Nさんが見ているパソコンの画面は昨日のブログ投稿(JUSTICE練習中!)、手に持っているのが本日の主題、ヤマハのポケットラックです。このポケットラック、他の音楽教室でも活躍している様ですが、私の教室では半数以上の生徒が活用しています。
Nさんの場合、私の教室用の音と他に習っているシャンソン教室の音を別フォルダに分けて整理しています。私の教室用の音とは、私の模範演奏とか練習用のカラオケ(ミュージック・マイナス・ワン)、参考に聞いて欲しい音資料は録音用とは別フォルダ(M)に入れます。その際、アーチスト名、アルバム名、それぞれ階層別フォルダに準じた整理をすることがポイントです。
音楽を学ぶには楽譜よりまず音だと思います。自分の今の状態や手本の音を良く聞くことが上達の王道かつ早道。これは誰もが認める真理でしょう。ヤマハポケットラックも最新のW24では再生速度を細かく調整できます。手本をゆっくり聞いたり、カラオケを遅くして練習することができます。これはとても重要なことですね。
もちろん音楽の練習における教材、楽譜の要素も大切です。Nさんが練習中の「Ave Maria」、拍の単位を倍に、歌と間奏(イントロと同じ)をリピート記号で繰り返す様に書き直し、伴奏部もビギナー向けピアノ弾き歌いにアレンジしています。従来の楽譜、それはシューベルトが書いたものでしょうが、音符が細かくてビギナーには難しすぎます。同じ内容を大まかな音符で書くと読みやすくなります。繰り返しを使わないので楽譜も長く譜面台に乗せるのが大変です。
今日渡した楽譜には歌詞を書き加えました。歌詞のドイツ語について良いアイディアが浮かびました。昨年春、ウィーンから便りをくれたN氏(下記投稿)とはピアニストであり某大学のドイツ語の先生なのです。

http://heartsmusicblog.blogspot.com/2010/05/blog-post_08.html

原稿が完成したらリリース前に歌詞のドイツ語を見てもらおうと思います。正しく学びやすいドイツ語歌詞を記載した見やすい楽譜、ビギナー向けアレンジのピアノ弾き歌い楽譜「Ave Maria」。乞うご期待!

2011年2月13日日曜日

JUSTICE練習中!

徳永英明の「JUSTICE」を練習しているUさん。日曜日秋葉原教室、午後1時にお見えになります。いつもプールで泳いでからお出でになるそうで「今日も三キロくらい泳いできた」とのことでした。

徳永英明の音にクリックをダビング(重ね録音)したもので練習しています。曲の前半はドラムレス、ピアノの伴奏で進みます。インテンポですがクリックが無いと合わせて練習したり楽しめない。そこで私がテンポを解析してクリックを重ねた練習用の音を作りました。コードの変わり目にある右手重音のフレーズがうまく弾けません。力が入りすぎてしまう。「最初は力が入ってもよいけれど、フレーズの後半に向けて力を抜く様なつもりで」とアドバイスしました。


画像は今日の練習風景。手前のパソコンがクリック音を重ねた「JUSTICE」練習音を再生、グランドピアノの上(左右)にあるマイクロモニターから音が出ています。文字通り徳永英明さんになりきったつもりで練習しています。ピアノが弾けたら実際に歌ってみます。

撮影後にこの画像を見せたら「背中が伸びてない」って反省してました。ピアノ練習中は仕方ないと思いますが・・・。