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アメリカ映画では良く使われますが、今回のシーンは1956年のアメリカ映画「愛情物語(原題:The Eddy Duchin Story)」から。戦場の廃墟にあったピアノを弾き始めた主役エディを現地の子供が見に来ました。この子を左に座らせ(つまり連弾のセコンド)、簡単なベース・パターンを教えてピアノ連弾がスタートします。テーマ部分が終了すると、徐々にテンポも上がり、この映画でピアノを演奏したカーメン・キャバレロによる華麗でスピードあふれる演奏へと展開してゆきます。最終テンポはメトロノーム表示で400を超えます。模範演奏音やピアノ連弾練習用の音はテンポをおさえて録音しました。
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他のアメリカ映画、「七年目の浮気(原題 The Seven Year Itch)」ではリチャード(トム・イーウェル)と美女(マリリン・モンロー)がピアノを連弾、「ビッグ(原題 Big)」ではおもちゃ屋にある大きな鍵盤(人が上に乗ると音が出る)でジョッシュ(トム・ハンクス)とおもちゃ会社の社長(ロバート・ロギア)が二人で演奏します。「ハート・アンド・ソウル」から始まり次にこの曲となります。
日本では「トトトの歌」とも言われますが、これは作詞をした阪田寛夫さんがつけた曲名の様です。
初歩的な連弾として有名ですし、とても楽しい曲なので、私もピアノ教本の導入に利用したことがあります。
1992年12月に出版された「楽しい・ピアノ・レッスン/おとなのためのポップ・バイエル教本(1)入門からバイエル10番程度」の6~7ページ、鍵盤と指の絵を描き解説しています。
今は動画で簡単に説明できますが当時はデジカメで撮影した画像を画像編集のアプリで編集、苦労してこの程度。
隔世の感があります。
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