2014年1月8日水曜日

年に一度の眼底検査

昨年12月上旬の予定でしたが、仕事が忙しくて受診の機会を逸しました。年に一度、眼底検査を受けます。今日、受診しました。

30歳の冬、故岸洋子さんのステージの仕事中に異変に気づきました。最初は左の鼻の辺りに何か付いているというか。うまく説明できないのですが違和感を感じたのです。ステージの仕事ですから照明効果のために舞台は暗い。それでも楽譜は見える様に譜面灯はあります。ところが楽譜が良く見えない。その日はいつも歌われる曲ばかりでしたので少々楽譜が見えづらくても演奏に支障はありませんでしたが、何か変です。

翌朝、明るくなってびっくりしました。左目の中にカーテンの様なものが見えるのです。左目の網膜ではがれた(剥離した)網膜を見たのです。それが網膜だとは気づきませんでしたが異状なのは確か。目の中は上下左右が反対に見えている様ですから上から垂れて見えた網膜は実は下から浮かび上がっていたことになります。
東京女子医大病院へ行きました。これは大変ということで即座に車椅子に座らされ、その場で緊急入院です。

幸い左目の網膜剥離は点滴で翌日には本来の位置に戻り、これをレーザーで固定(光凝固)してくれました。
2週間程の入院。

何より辛かったのは数日の激痛。頭を動かしてはいけません。急に寝たきりになると数日の間、体が痛いのです。いきなり寝たままになり頭が動かせないとなると皆そうなるのだそうです。

左目が回復して数週間したところで右目も網膜剥離とのことでまた入院。今度はレーザーが届かない場所とのことで全身麻酔で赤道面を縛る?手術。
3週間程の入院。

この時は、起き上がって良いと言われてベッドから離れるときに歩けませんでした。
使わないでいると脚の筋肉が萎えてしまうのです。
しばらくして正常に歩けるようになりましたが、この体験もあり、歩いています。
歩かないでいると歩けなくなることを実感したのが30歳でした。

本日の検査結果。
「眼底の状態は安定している。しかし今後加齢とともに何か変化が起こる可能性はあるので、今後も年に一度は診せてください」とのこと。もちろんその様にします。来年の今頃という予約を入れて眼底検査が終了しました。

検査のために瞳を開きます。散瞳(さんどう)と言います。すると非常にまぶしい。散瞳後のウォーキングは非常に危険ですから電車を利用して帰宅しました。久しぶりに西武池袋線に乗り、池袋で東武東上線に乗換えて帰宅しました。

行きは歩きました。グーグル・マップのルート検索によると4.6km、徒歩57分。池袋と同じくらいです。
今日は、税務署へ昨年年末調整の調書一式を提出、区役所へ給与支払報告書等を提出、これを朝一番に済ませてから向かいましたので11,000歩、約一時間半のウォーキングとなりました。

少しほっとしています。

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