それまでは防音室内の「ピアノ」がMIDIマスターキーボードでした。
昨日、ピアノの調律前に組み込んであった「MIDIセンサー」をはずして頂きました。ピアノ購入前に組み込んで頂いた(大変面倒な作業だったそうです)ため、初めて目にする機器です。
ピアノのハンマー・アクションを手前に取り出し、ハンマー部分をはずします。
これがハンマー・アクション部分。
鍵盤を最高音から順にはずしてゆきます。黒鍵の辺りに見えてきたのがセンサーです。
鍵盤を低い方へ順にさらにはずしてゆきます。
上が取り外されたセンサー。
左は最低音から10個の鍵盤に対応する部分の拡大画像。
センサーを取り外した状態。鍵盤を乗せているピンは堅い木の上に立っていますが周囲の木は軟らかい。細かい寄木細工の様な構造になっています。緑色のフェルトも実は二重になっていて、ずれない様に少しだけ接着されていますが下の木に対して「ふわっ」と乗っている感じ。ハンマーが戻る際の機械的ノイズを発生させない様に工夫されているそうです。
鍵盤には通し番号があり、最高音が88となっています。
鍵盤を最低音(1番の鍵盤)から順に戻してゆきます。これにハンマー・アクションを乗せて戻します。このピアノが最初に製造された状態に戻り、調律されました。
鍵盤の動きは少し軽くなった様です。
響きが素晴らしいとても良いピアノです。
響きが素晴らしいとても良いピアノです。
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