2012年5月8日火曜日

My musical history(5)

ポピュラーピアノ入門は父が持っていたシャンソンの楽譜でした。

「枯葉」はイブ・モンタンが歌ったドーナツ盤を聴いていましたし、なかなか良いアレンジ。

ハーモニーもコード・ワーク入門には最適の曲ですから自然にコードを覚えました。
 ただ「枯葉」の楽譜にはコード記号(コード・ネームは和製英語)は書いてありませんでした。

他の曲でコード記号と音の配置を対照して独学しました。
この例は少し変な書き方で♭9が9♭とかmaj7が7majになっていますが、この辺りは他の楽譜を見ながら徐々に標準的な書き方を覚えました。

9(ナインス)の場合の省略表記には気づいていました。
例えばD9は必ず7を含み9も追加されているのです。


「バラ色の桜と白いリンゴの花」も良く弾きました。それも適当に。
原題は「CERISIER ROSE ET ROMMIER BLANC(英語ではCherry Pink and Apple Blossom White)」、当時ペレス・プラード楽団によるマンボ・アレンジの大ヒット「セレソ・ローサ(Cerezo Rosa)」です。
左手にベースのパターンを配置します。コードのroot-5th(5度上)-5th(4度下)を付点4分-付点4分-4分のリズムで演奏します。
右手でメロディ、メロディをトップに配置してその下にコード構成音を1~2音ハーモナイズ。

僕のポピュラーピアノはこんな風に楽しく始まったのでした。

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