24日投稿で予告した小山様CDの収録曲「パラダイス」作曲に関するエピソードです。
フルートダビングの直後に頂いたメールをご本人の了解を得てご紹介します。
「お世話になりました。今日の作業で小山ファミリーCDプロジェクトが完成に向かって一歩も二歩も前進したという実感、そして家族3人で同じ時間を同じ目的に向かって共有できた幸せも感じてます。どうもありがとうございました。
「Paradise」は今日お話した通り私のスタジオライブデビュー曲です。
当時の私は子育てにもゆとりが出て、少しずつ自分の時間ができるようになり、ひとり細々と音楽を楽しんでました。部屋の片隅でヘッドホーンをかぶり、シーケンサーに演奏データを入れ(キーボードの取り説を読みながらの孤独な時間)主人に聴いてもらってました。
そんなある日、知行先生からスタジオライブ参加のお誘い、それもスタジオミュージシャンと一緒に演奏できるとのこと。加えて、フルート教室と合同なのでフルートのパートも演奏していただける・・・。
選曲を主人に相談すると、フルートを生かしてオリジナルを演奏して欲しいとの事。私は張り切ってアレンジし、当日はピアノで参加しました。あのライブの感動は今でもよーく覚えてます。音楽はやはりセッションが楽しい!聴いてくださる人かいるともっともっと楽しい!「こころが踊る」とはこの事か・・・と思ったのです。
あれから10年以上経ちましたが、当時は小学校一年生のかけっこ大好きな娘がまさか音楽の道に進むとは夢にも思いませんでした。それもフルートでこの曲のレコーディングに参加する日がくるとは・・・。
ちょっと感慨深くなり思い出を書いてしまいました。」
ご紹介の画像は12年前の私の教室とフルート教室の合同発表会(上記の文中にあるスタジオライブ)を記録したCDのジャケット、そして当日使ったパート譜。パート譜は私が写譜したもので、先日のフルートダビングの日に小山様が持参されました。いやあ当時は手書きだったのですね。私も懐かしくなりました。今は全てパソコン浄書ですから、今昔の感があります。