ビギン(Beguine)というリズムを最初に意識したのは管野光亮先生(故人)のレッスンでした。
私が20歳を迎える頃、三重県合歓の郷にあったネム音楽院(ヤマハが作った全寮制のポピュラー音楽専門学校)で学んでいましたが、そこへ遠路はるばる東京から通って教えに来てくれたのが作曲家でピアニストの管野光亮先生でした。
在学中だったのか、その後の東京におけることか、そこはもう思い出せないのですが、ある日、管野先生が演奏してくれたのが「An Affair to Remember」でした。
「今はロック全盛だがポピュラー音楽におけるビギンというリズムは重要だしピアノで演奏できる様にしたい。例えばこんなしゃれた曲があるね。諸君は知らない曲だろうが・・・」
その様な趣旨だったと覚えています。
あるいは、この曲を演奏されたきっかけは左の曲集の目次の冒頭にあったから・・・かも知れません。
引き続きビギンについて、その後には管野先生について、少しずつ書いて行こうと思います。
次回は名曲「An Affair to Remember」について書きましょう。
冒頭画像は今朝8時の日向ぼこ猫。8,400歩。
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