2010年4月29日木曜日

新刊の裏には絶版が・・・

「ビル・エヴァンス」新刊のご案内に対して、以前出していた楽譜についてのお問い合わせがありました。これら二冊は絶版(下記URL参照)です。版元に対して再版を交渉をしましたが再販予定は無いとの返事でした。そこで出版契約の解除をして頂き、他の出版社に提案しました。これにドレミ楽譜出版社が応じてくれました。以前の原稿を利用していますが、今回の楽譜は楽譜と音資料を同期して確認していますから、以前の楽譜にあった不適切な部分も全て校正してあります。使用許諾が得られなかった楽曲をはずし、新たに二曲採譜して収録しております。


この様に新刊の裏には絶版の歴史もあります。目下、私が出版してきた楽譜や教則本のヒストリーをまとめていますが、膨大な量のために作業が進んでいません。近日中には私のホームページに上記二冊以外に百五十程アップする予定です。ここにはポイントとなる画像を少しアップします。

まず、雑誌「キーボードマガジン」創刊号。表紙はビリー・ジョエル、私が採譜アレンジした「オネスティ」が収録されています。この頃雑誌「キーボードマガジン」とか「ジャズライフ」にピアノ楽譜やセミナー記事を毎月書いておりました。「ビリージョエルになりたい!大人のピアノのすすめ」というブログを見つけ読者になりました。「Just the Way You are(素顔のままで)」が弾ける様になると良いですね。イントロだけでもトライしてみたのでしょうか?イントロが弾けたら気分はもうビリージョエル!と思うのですが。



さて、私の教室の生徒Uさんはキーボードマガジン創刊号を資料にして、ソロピアノでは無くてて弾き歌いで「オネスティ」に挑戦、制覇しました。楽しそうです。イントロはもちろんオリジナルの様に弾いています。
この頃、次の様なピアノ弾き歌い楽譜も出しました。ポピュラーピアノ上達の早道、実はピアノ弾き歌いなのですが、それはまた書きます。


2010年4月28日水曜日

連休前に生徒さんに送った教材

連休は私の教室もお休み。趣味の教室だから連休となると生徒さんのお休みが多いのです。しかし、某大手が十数年前に教室開設を提案してくれたのが日曜日。他の曜日は一杯だけど日曜日は部屋が空いていますからとのことでした。趣味の教室なのに、日曜日は先生方もお休みだった。どこか変だぞ日本の音楽教室。ことによって、ピアノの先生は自分の趣味とか考えだけで教えてる?子供しか教えられない?だから括弧囲みの「大人の教室」???
この辺りは今後ずんずん書いて行くとしてクールダウンしましょう。
連休前に生徒さんの教材を作って送りました。全員ではありませんが必要な分だけ。
最近では楽譜や文字資料は.pdf、音は.mp3で作ります。これをネット経由で送れる様になりました。
某大手と違ってそれぞれ生徒さん一人一人の独自教材ですよ!
Uさん:徳永英明「レイニーブルー」練習中。冒頭にカウント音、最初の方はテンポ解析してクリック音を加えてリマスタリングしました。以前ならMIDIでカラオケを作ったのですが私も楽になりました。元音を分析してカウント音とかクリックを加えるだけで良いのですから。生徒さんにしてみれば、あこがれのアーチストとの共演による練習です。これは練習にも熱が入るでしょう。彼はタスカムのボーカルトレーナーでアジマスかけてカラオケにするみたい。そうなれば自分だけのカラオケも完成するのでしょう。
Tさん:ブギウギ大好き青年。今回はジャズ黎明期のストライド奏法にトライ。ところが私が採譜をしたところ、超絶技巧が判明。というか体格差を痛感です。ビル・エヴァンスもそうでしたが、とにかく手が大きい。大多数の日本人では演奏不能です。流石に完全採譜では弾けない。そこで日本人サイズにアレンジ。その楽譜を.pdf、簡単な模範演奏音を.mp3で送りました。送ったら直ぐにDLした様です。連休後が楽しみです。
Kさん:もう十年以上通っている生徒さん。最近はコード譜を渡せば念願だったピアノ弾き歌いが練習できます。今回のお題は「The Long And Winding Road」、ご持参になった音はデジタルリマスタリング盤「LET IT BE naked」。聞いたらブックレット歌詞と違うところがありました。録音当時ポールは疲れていたらしい。あの壮大なコーラスとストリングスも実は不愉快だったみたいです。でも売れた!色々な葛藤が推測されます。でも予定した歌詞とは違って歌ってしまった。この謎はWikiが解消してくれました。
Yさん:娘と観て感動した映画「ナイン」のメイン楽曲「Cinema Italiano」。私の教室では、こうして私が生徒さんにトレンドを教えてもらえます。プロのドラムとベースをお願いする恒例夏の発表会ライブ!今年は8月29日(日)です。準備に入ります。この曲ならピアノパートは簡単です。問題は歌。すごい早口です。私も部分的に不安が生じ、友人のボーカリストに聞いてもらいました。音の半速ファイルとメロディ譜を送りました。結果、リエゾンだとか。歌詞はブックレット資料のままで良いはずとのこと。なるほど。結局はタモリ倶楽部の空耳ですね。言語も音楽も模範を聞いてそのまま真似るのがスタートだよなって再確認したことでした。
以上をネット経由で生徒さんに送りました。こんなことが可能になったのも、実はビル・エヴァンス完全採譜の副産物です!長文ご容赦ください。

2010年4月24日土曜日

完全採譜の仕事部屋




新刊「ビル・エヴァンスが弾きたくて」は私が彼の演奏を採譜した楽譜集ですが、今回より「完全」と謳いました。小数点以下二桁までテンポ解析を行い、楽譜データによる自動演奏を同期(シンク)させ、響きが一致するまで楽譜を精査しております。
その仕事場をご紹介。MIDIマスターともなっているグランドピアノ下に2台のマック、左(ここでは上)が楽譜制作用、右(同下)が解析および録音用です。
5月15日新発売記念トーク&ライブではこんな制作秘話、彼のピアノ・スタイル説明及び実演を行います。
私の音楽教室の生徒さん用教材も同じ方法で制作します。今日はこれから映画「ナイン」の中の歌「Cinema Italiano」を制作します。

2010年4月23日金曜日

ビル・エヴァンス曲集・新発売記念トーク&ライブ

ビル・エヴァンス完全採譜「ビル・エヴァンスが弾きたくて(5月6日発売予定・ドレミ楽譜出版社)」リリースを記念してトーク&ライブを行います。

日時:5月15日(土)16時〜
場所:MusicVoxAKIHABARA(JR秋葉原駅徒歩2分)

制作秘話を含むトーク&ライブ。入場無料。未収録曲サンプル譜によるミニテキストなど参加特典もご用意。お待ちしています。