2013年6月29日土曜日

旧中仙道

本日のタイトル文字が放送用原稿にあり、これを「いちにちじゅうやまみち」と読んでしまった人が居ると聞いたことがあります。手書き原稿だったのかな。恐らくは横書き。手書きで無い場合で縦書きなら「1日(いちにち)」という二文字をわざわざ組み文字にまとめて「旧(きゅう)」の様にするはずはありません。

本日午後3時に同窓会の部会の会議が決まりました。目的地は巣鴨駅。自宅から歩いてみる事にしました。
最短経路をネット検索で調べると6.2km(約1時間17分)とのこと。時間は恐らく信号待ちを含まないでしょうが1時間半で行けそう。巣鴨駅近くの地理は詳しいので問題は大和町近辺だけ。少々暑いですが目的地(喫茶店)の給水を楽しみに歩き出しました。

最短経路のほとんどが旧中仙道です。板橋区仲宿界隈と文京区白山界隈に旧中仙道があることはわかっていました。
その他は今日歩いて初めて気づいたことです。

大和町界隈では想定外の道路工事に遭遇、板橋第三中学校のところで遠回りさせられました。それでも道には迷わず現在の中仙道(国道17号線・以後新中仙道とします)を渡り仲宿から旧中仙道に入りました。ずっと商店街が続きます。

商店街が途絶えたところで新中仙道の上を通る高速道路の下を斜めに潜り抜ける感じでもう一度新中仙道を渡ります。
道筋としては仲宿からずっと真っ直ぐに続きます。江戸時代から(もっと前からあるのかな?)ずっとこの道を人々が往来したのでしょう。その頃は周囲には水田なり畑地が続いていたでしょう。もちろん山道ではありません。山道になるのはずっと北の方ですね。

今日歩いて初めて気づいたのはJR板橋駅南側の踏切が旧中仙道であること。ここで埼京線上り電車が行くのを待ちました。

そして見覚えのある場所に出ました。明治通りの「掘割」の交差点。








そうか巣鴨地蔵通商店街も旧中仙道の一部なのですね。
それぞれ部分的に知っている場所が旧中仙道として繋がったウォーキングでした。
私の足で、新中仙道横断待ちとか埼京線踏切横断待ちもあっての1時間20分。とても快適なウォーキングでした。
帰路は池袋経由、JR山手線と東武東上線の電車を利用して戻ってきました。

2013年6月26日水曜日

魂の休日

インターネット楽譜&音、@エリーゼからリリース予定のコンテンツが完成、昨日のお昼頃ファイルを送りました。リリース予定が決まりましたらまた投稿したりメールの配信をします。

夜は大体9時に寝てしまい翌朝は日の出頃に自然に目覚めます。肉体的な休養の必要は感じませんが仕事に一区切りがつき、心のというか「魂の休日」とすることにしました。

新宿に移転したMUSICVOXにマイクとマイクスタンド、ベースの弦とシールド、ギターの弦を買いに行きました。発表会では生徒さんの内お二人がピアノ弾き歌い。そろそろレッスンの際にはマイクとマイクスタンドが必要です。そして以前の様に、必要があればリズム音を出しつつ私がベースを演奏。ベースの弦を替えたのはいつだったか?

ギターは中学時代に買ってもらったもので、所属クラブ(弦楽部)でクラシックギターの指導を受けつつコードは独学で覚え文化祭のステージにも立ちました。正に青春の一齣。これも弦を替えたのはいつだったか?

その後、十条仲原、富士見銀座の入口にある高柳味噌店へ行きました。
前回は信州こし味噌(甘口)でしたが暑くなってきたこともあり今回は越後こし味噌(中辛)。
環七へ出て国際興業バスに乗って一旦帰宅の後、本日のメインイベントへ出かけました。



第128回「春雨の会(上野広小路亭)」

母校小石川高校出身の落語家、桂春雨(かつらはるさめ)さんと立川志遊(たてかわしゆう)さんの噺を楽しみました。

私は以前、このお二人の落語の会、つまり席を設けたことがあります。
その頃に比べるとすばらしく円熟味を増しています。


2003年11月8日 紫友さろん「落語の会(2)」

次回9月12日は会場が変るそうです。神田古書センター内「らくごカフェ」。少し近くなります。
次回も魂の休日となる様、仕事をしっかりやろうと思います。

本当に素敵な魂の休日でした。

2013年6月24日月曜日

歩き方について考える

還暦を迎え、人生再出発と考えています。
幸いにも自宅に教室を含めサービスと制作の仕事をまとめることができました。
じっくり腰を据えて自分の仕事のクオリティを上げて行きたいと考えています。

ウォーキングも歩数よりクオリティだと考え始めています。
ただ闇雲に歩くよりは歩く姿勢、歩き方について考え始めています。

昨日、下駄で三千歩歩いてみました。
漠然と考えていたことのチェックです。
なるべく「カランコロン」というか引き摺って歩かない。
なるべく下駄の歯を同時に着地して「カッカッ」と歩く(少々の前打音は許容)。
思ったよりは簡単に出来ました。

帰宅してからネット検索で調べてみました。
日本独自の歩き方について、漠然とそれが西洋の靴の歩き方とは違うとは感じていました。
それは能や狂言、歌舞伎などを鑑賞して感じましたし、喜多郎全米ツアーの時には舞台パフォーマンスとして彼の幽玄なサウンドをバックにすり足で登場するパフォーマーを演出に取り入れるアイディアなどが出て、なるほど和のイメージを音だけではなくて見える形にしようとしているのだなと思いました。どうしても音楽ステージで鍵盤楽器はその場から動けないのでステージ上の絵がつまらない。演出となると照明の工夫になりますがそれも限界、何か別の要素と考えた人が居たのです。すり足ね。ただ「すり足」という言葉で検索をすると剣道が出てきます。むしろ和式歩行は「ナンバ歩き(走り)」と言う様です。なぜここでカタカナのナンバなのかはまだ未解明です。もう少し調べてみます。
和式の歩き方について詳しく知ることができたのはかなり前の放送ですがNHKーBSの番組。ピーター・バラカンさんが説明していました。ロンドン生まれの方ですね。今朝プロフィールを見たら二歳年上です。日本語を学び、もう日本人より日本人らしいイギリス人ですね。

自分の歩き方で一つ新たに気づいたことがあります。
投稿「早起きと歩く習慣(2011年8月26日)」にある通り、小学生の私は朝早く起き、バス停へ。広島のバスは青バスと赤バスがあります。青バスは広島電鉄のバス。赤バスは広島バス(胴体にグレイハウンドの絵がある)。私は小学校の六年間、青バスに乗り、御幸橋を渡り広島大学の前で降り、市立千田小学校へ通いました。
早起き、ウォーキングを子供の頃からせざるを得なかったのです。
独りで歩きます。一緒に通学する人は居ませんから。歩く際に考えました。
何か速く歩ける方法は無いかと。
速く歩くには時間辺りの歩数を増やす(ピッチ歩行かな)か、一歩辺りの長さを増やす(ストライド歩行?)か、そのどちらかだと思います。私は後者を選択して少しでも先に踏み出した足が着地する様に歩くことにしました。これはかなり意識的にやっていました。

少しでも先に足を着地、足の裏全体で地面をキャッチする様にします。歩数を増やすのではなくてゆったりと歩数は少なくストライドを長くです。
そうすると自然に前足に重心があり、足の前半分を意識した歩き方になります。背筋も伸びます。
歩く姿をなるべく綺麗にとは以前から意識はしていました。
ストライドを長くするには後足で蹴るときにしっかり蹴ります。これは下駄の場合には難しいのでやはり長距離のウォーキングにはウォーキング・シューズの方がよいかも知れません。
結果、あまり足音をさせずに歩けます。忍者みたいにね。実際、忍者なり飛脚の走りはそれこそ国際大会でマラソンさせたら日本人がメダル独占という位にスーパーだったとする説があります。現在、アフリカ高地の人々の走りに、そしてこれからは中南米高地の人々の走りに世界が驚愕するかも知れませんが、日本のマラソンも忍者なり飛脚を再認識する必要があるのかな?
相当脱線しましたが、自分なりの歩行スタイルは和式の歩き方に洋式(後足で蹴る部分)を採り入れた独自のものかも知れません。
まだまだ研究の余地がある様ですが、楽しくやってゆこうと思います。

下駄で歩くのはまだ慣れていません。長距離は難しい気がするので、せいぜい近所の三千なり四千で時々、歩き方のチェック(カランコロンでは無くカッカッ)をやろうと思います。
ややO脚ですから下駄の歯の外側が減ります。それなら毎日左右を逆にして歩こうか、なんて考えました。
両端が減るだけ?それはやってみなければわかりません。

2013年6月22日土曜日

Walkingへの脅威

画像は今朝のウォーキングで通った道。
真ん中にプラタナス並木がある道。
素敵な散歩道です。

所沢時代には狭い道を(恐らく速度違反で)疾走する車(多くの場合は軽乗用車)でした。
東京に来てから脅威を感じているのは自転車。交通ルールを無視して歩道を疾走する自転車、運転もままならなヨロヨロ運転の自転車等々。

最初はわかりやすい道、交通量の多い道を歩いていましたが、あまり広い道はありません。
歩道も多くの場合には道路側へ傾斜していています。前後にではなくて左右に傾斜しているのです。
これは歩きづらいです。
その上に狭い歩道を疾走したりヨロヨロする自転車が来ます。
一番怖いのは後から不意に追い抜かれるとき。
予想していない状態で間近をすり抜けられると本当に怖いです。

対策は意外に簡単。その様な道を通らないことです。
裏道をほぼ完璧にマスターしました。
歩道は無くとも車も人も自転車もあまり通らない広い車道の方が安全です。
街道の裏道もマスターしました。

後は喫煙者(歩きタバコ)です。喫煙者の自転車は一番の脅威。不意に近づいてきます。
息を止め、即座に別ルートに変更して煙から逃れます。
喫煙者には嫌煙者のこの堪らない感覚はわからないでしょうね。
駅に近づき通勤のために駅に向かう人はストレスが強いのか喫煙者が多い様です。

2013年6月20日木曜日

わが青春の一齣

若い頃、それも高校時代のことを思い出すと実に恥ずかしい。何をやっていたんだろうなまったく。そんな風に思う。
昨夜、母校同窓会の理事会に出席した。理事を辞めて今は参与という役目。必ず出席を求められる訳ではないが今年度はこれから予定に入れて出席をしようと思う。東京に戻り、母校も近くなったので。
会議の前、資料棚に懐かしいものを見つけた。「開拓」というタイトルの小冊子で今年開校95年を迎える母校の生徒が編集し年に一度出版される。この「開拓」に在学中寄稿した。
先ず55号。編集長は御厨貴さん。彼のタイトルは「平沼騏一郎と国本社」。何だか圧倒される。私のは故郷広島のことを書いた雑文。
56号にも寄稿したが生意気にもペンネーム。
クラスメイトも寄稿している。編集部に同期の友人の名前が見える。
そんな青春の一齣に接した夜だった。

2013年6月15日土曜日

新たな仕事場でインターネット楽譜&音の制作が快調に進行中!

メインは映画「ひまわり」のテーマ。作曲はヘンリー・マンシーニ。
映画のサウンドトラックでは無く、彼の3枚組みアルバムに収録され、彼の素敵なピアノ演奏から始まる録音を聞いてアレンジしています。
本当に名曲ですね。
他には前回アップしたアンディ・ウィリアムスの「モア」とナット・キング・コールの「スターダスト」を聞いた基礎資料によるピアノ連弾アレンジ。
そしてイルカのヒット曲「なごり雪(作詞作曲は伊勢正三)」と渥美清の「男はつらいよ」。これらは以前ピアノ連弾コンサートのために制作した資料に基づいて書いたものです。
新たな仕事場での制作環境は以前と同じですが、新たな部屋での音の聞こえ方は違うので慣れるのに少し時間が必要でした。
モニタースピーカが近いこと、防音室ですが中はライブな音です。慣れてくれば快適な制作環境です。
ピアノ下のマック(OS9起動のスタンドアローン)で演奏データを編集し再生、Windows7マシンのCubaseでこれを録音します。このマシンは楽譜データも制作しています。今月中にはインターネット楽譜&音の最新リリース情報をお伝えできる予定です。

2013年6月10日月曜日

My musical history(0)

昨年4月30日から書き始めた My musical history 前史です。
音楽とは関係ありませんが私のルーツということです。

移転の後ようやく落ち着いて資料整理を始めたところです。
整理した資料を使って My musical history を続けて行こうと思います。

以前から気づいていた一枚の古い写真です。

私の父方の祖父(二代目林利知・右から5番目)と曽祖父(初代林利知・左から5番目)が写っています。
場所は初代利知が営んでいた林永世堂(本郷龍岡町)前です。
後に二代目利知はコンクリート造地上四階地下一階に建替えたと聞いていますがその画像は残っていません。

大正時代初期あるいは明治時代最後の頃の撮影と推測されます。
撮影者名は中村義雄とあります。

系図には次の様に記載されています。

初代士族林利知(大塚の植木商八木に生まれ徳川慶喜に仕え徳川家瓦解後侍の株 林家を立てる・大正10年没・79歳)
その四女利子の夫が二代目利知(春吉・茨城より養子 薬剤師 初代利知没後利知となる・昭和31年没・72歳)

残念ながらこの本郷龍岡町の店(家)はもうありません。

2013年6月6日木曜日

芙蓉(木芙蓉)の花

昨日見つけた公園ですが、昨日はルート探索中、それもかなり難しい判断をしながら歩いていたので撮影どころではなく通り過ぎてしまいました。
今日は昨日の記憶を頼りにそのルートを逆に回ります。今日は道筋はわかっているので落ち着いて留まりました。
台地に刻まれた深い谷があります。降りるにしても登るにしても階段です。だからウォーキングの脅威である自動車は走行できません。
ゆっくりと谷底へ向けて階段を降り、その階段を登り終えたところにある芙蓉(木芙蓉)の花です。
淡い色彩、柔らかな花弁、何かこう日本的なというかはかない感じもする花です。幼少期に育った庭にもあり、そのガクの薄い緑色とか花の色の印象が強く残っています。その花は薄いピンク系でしたがここにあるのはかなり赤い花です。この様な芙蓉は記憶にありません。
ウォーキングだけでしたら6,000歩のコースですが必要があってATMを探して歩きました。取引銀行の支店も遠く、そのATMも近所には無く、コンビニATMもeネットは近所に無いことが判明。歩けってことですね。そんな訳で結構歩きました。8,000歩。

2013年6月2日日曜日

今度は石神井川を上る

今日はとても爽やかな一日。

既に入梅したそうですがそんな感じは微塵もありません。

そこで王子駅から石神井川を上ることにしました。

ここが出発点の王子駅から見た石神井川。
その先に大きな橋。

上を都道455号本郷赤羽線が通る音無橋です。

途中、中仙道だけ川沿いには歩けず一旦石神井川を離れて横断歩道橋で中仙道を跨いでからまた石神井川に戻り歩きました。

向屋敷橋まで王子駅から7,000歩。

快適なウォーキングでした。

2013年6月1日土曜日

よく歩きました

新しい町を探索したり移転後のあれこればたばたと先月はよく歩きました。
5月の一日平均歩数は13,105歩。
今年の一日平均歩数は11,858歩。

昨日は新幹線に乗って珍しく出張仕事。全車禁煙はいいですね。うれしい。