「モンテカルロ」のバンドは数週間しか居なかったのに、ハコバンド初体験ということもあってか色々思い出すことがあります。
ある日、突然ベースの人が来なくなりました。原因は知りませんが、ベースが居ないとバンドは困ります。急遽バリトンサックスの人がベースを演奏したのですが…。
フロアのダンスにしても、ショーにしても、とにかくポピュラー音楽のバンドでベース不在というのは有り得ない状況でした。
「モンテカルロ」と「銀座並木通り」でネット検索をすると、屋上にサイコロの形をしたネオンサインがあったとか小林旭主演の映画で良く使われたというブログに出会いましたが、この辺りはわかりません。
店の表から入ったことも無いしステージから客席を見ても照明の関係で暗くてわからずどんな店内だったかもわからない。覚えているのはステージとその裏の楽屋だけです。
楽屋にはバンドマン(世間はこう呼びますが自分達は楽隊(ガクタイ)と称した)だけが居ますが、ある日ショーの出演者が2名舞台袖(楽屋と直結している)で準備をしている。
ショー出演者用楽屋に入らず舞台袖で準備する内容。それは独特の臭気が…。食用油の臭いです。食用油で全身を金色にする「金粉ショー」です。
皮膚呼吸ができないから長時間そのままだと危ないそうで、ショーの直前に塗ってまた落とすのだとか。
ダンスを踊るという風ではないのでバンドも不要。伴奏した記憶はありません。静かなものですが、臭いが…。普段は楽屋に居るメンバーもこの日は皆、外へ出てしまうのでした。音楽と無関係ですが何か妙に思い出されました。
画像は夜の銀座というのも難しいので、思い切り健康的に最近の朝のウォーキング途中にしました。制作が超忙しかったのも一段落。次回はライブハウス出演編を書こうと思います。
2012年7月2日月曜日
My musical history(15)
アシュラダムはビータのバンドでした。
バンドでも同じ場所に出演するのがハコの仕事です。ハコは恐らく箱、公共施設をハコものなんて言いますしね。ハコのバンド(短くハコバンと言います)の経験が少しだけあります。
ハコバンのリーダーは多くの場合、管楽器のスター・プレイヤーでした。
リーダーはスタジオの仕事もしていて、スタジオの仕事が予定通り終わらないと最初のステージに間に合わないこともありました。
リーダー不在でもバンドの演奏に問題は生じませんが、バンドの入る店は2回目と3回目のステージで毎日日替わりのショーがあり、2ステージ前の打合せにはリーダーが駆けつけて来ました。
打合せはメンバーが集まり、各パートの楽譜を見ながらテンポの確認をします。楽譜だけ見て事前のリハーサルなんてありません。バンドの編成が合わない場合は重要なメロディをどのパートが代わりに演奏するか調整します。
編成の小さなバンドでもフル・バンドの譜面で演奏します。リーダーは他楽器用の楽譜を即座に移調して(読み替えと言う)演奏できる達人であり、正確にテンポを把握して指揮をしました。
テンポ確認で覚えたテクニックがあります。歌い手さんや踊り子さんにどの位のテンポか手拍子を打ってもらいますが、腕時計を見て10秒間の拍数を計ります。その6倍がメトロノーム表記になります。10秒間に12拍なら72(アンダンテ)、20拍なら120(マーチ)ですね。
銀座並木通り「モンテカルロ」には、トランペットのスター・プレーヤー、白磯タケル(哮と記載された場合もありましたがカタカナ表記だったと記憶しています)さんが率いるナイン・ピースのバンドが出演していました。
品川駅前ホテル・パシフィック最上階「ブルー・パシフィック」には、サックスのスター・プレーヤー、佐野博美さんが率いるシックス・ピースのバンドが出演していました。
どちらも数週間通ってピアノを演奏しましたが、音楽面でもバンドマン生活面でも、実に貴重な体験をしました。画像は現在のグーグル地図のストリート・ビューです。
佐野博美さんからは後日、岸洋子さんのツアーの仕事を頂くことになりましたが、これは後日投稿するつもりです。
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