2016年6月27日月曜日

アオイ科の花

以前、芙蓉の花としてブログに紹介したところ「槿(ムクゲ)」だと思いますとの指摘を頂いたことがあります。

これまでの 関連ブログを見直すと 確かに芙蓉ではなく槿の花を芙蓉と誤解していたり、また別のアオイ科の花も含まれている様です。

アオイ科の花はとても良く似ていて、葉の形などで区別する様です。

ウォーキング途中、近所で見かけたこの花、さてどちらなのでしょう。

どちらも同じ?タチアオイとかアメリカフヨウという種類もある様でアオイ科の花の違いを説明するサイトを検索して調べてみましたが、却ってわからなくなりました。さて?

上がタチアオイ、下がムクゲ?

詳しい方が居たら、教えてください。よろしくお願いします。

この時期、どこへ出かけてもアオイ科の花が咲いています。

どれも綺麗ですね。

2016年6月12日日曜日

採譜の工夫

8月最後の日曜日、毎年恒例となっている教室の発表会ライブ、その準備が進んでいます。
今回は何故かジャズの採譜楽譜を資料として演奏しようという生徒さんが多い。それもアップテンポの曲ばかりです。
採譜を学ぼうとする(生徒さんが自ら採譜にトライする)方もあり、指導法は人それぞれですがいずれにしてもテンポの速い曲の採譜を完成させ、最終的にはその楽譜で練習することになります。
どの楽曲も出版が可能とのこと、最終的な完成楽譜はインターネットからのダウンロード楽譜&音のコンテンツにもなる訳です。
これまで採譜をする際、部分的に音のファイルを倍に伸ばし再生速度を半分にして聞くことはありましたが、今回は曲全体の音(音声ファイル)を倍に伸ばしたファイルを準備して聞くことにしました。
また、コード進行がわからない場合にはまずベースの採譜をするのが先決、周波数の帯域別にベースを主に聞くファイルとベース音を抑えてピアノの音を主に聞くファイルを作ることにしました。

アプリは以前「擬似的なMMO(ミュージック・マイナス・ワン)」が簡単に作れるということで購入した Roland の R-Mix です。
このアプリは WAV ファイルしか読み込まないので、まず WAV ファイルに変換しておく必要があります。
画面にある赤い四角形(他に円形というか楕円形も選べる)の部分を変化させます。
画面の上の方が高い音、下が低い音、左右はステレオの定位、左が左、右が右となります。

全体的に高い音を残し低い音をカットする例。
低い周波数を目的範囲(ターゲット)として入力レベルを下げ(画像左側 INSIDE LEVEL を下げ∞)、範囲外の高い周波数の出力レベルを上げ(画像右側 INSIDE LEVEL を上げ)、ターゲットが再生されていない状態(画像では赤い範囲に何も見えない)、範囲外がアクティブ(音の成分が見えます)になっています。これを全曲変化させて新しいファイルに出力します。ベース音がカットされ、ピアノの音がよく聞こえます。

反対に高い音をカットし低い音を残す例。ターゲットの入力レベルをノーマルに維持(画像左側 INSIDE LEVEL  0 db)、範囲外の出力レベルを下げ(画像右側 INSIDE LEVEL を下げ∞)、ターゲットのみ再生されている状態(赤い範囲のみアクティブ)に設定します。ベース音が主に再生され、ピアノの音がほぼカットされます。

さらに、ファイルを2倍に伸ばしてテンポを半分にすることもできます。上の画面一番右の下、テンポを50%(半分)に設定しています。

昔、若い頃の採譜作業は オープン・リールのテープ・レコーダ にダビング、回転速度を倍にしてベース・ラインを採譜(1オクターブ上がるが速度も倍になってします)したり、速いフレーズは回転速度を半分にして聞いたり(速度は半分になるが1オクターブ低い音になってしまい聞き取りづらい)、本当に苦労しました。
便利な時代が来たものです!!!

2016年6月4日土曜日

築地市場

南泉寺開創四百年慶讃法要、檀家信徒を代表して祝辞を述べられた総代のH.O.さんは昭和28年、つまり私が生まれた年からずっと築地の市場で仕事をされています。
今年11月に豊洲の新しい場所に移転するというのでその前に見学したいなと思いお願いをしたところ「ぜひいらっしゃい」とのこと。お忙しい方なので事前に見学予定の日時を調整、昨日見学しました。

大江戸線築地市場駅の改札を出るとかすかに潮のかおり。私は海辺で生まれ育ったのでこれが実に懐かしいかおり。期待に胸ふくらみます。
待ち合わせは市場正門。午前9時から一般の人も入場可能とのことで、いやびっくり、多数の見学者が入って行きます。それも外国人観光客がいっぱい。すごい熱気です。

見学者の大半は正門近くの各種店舗に群がっていますが、市場の奥の方へ行く人は殆ど居ません。
食の根幹生鮮食料品の卸売り市場、私には「市場はプロの聖域」という意識があり、場外市場には良く買い物に行きましたが市場の中に入るのは初めて、そして市場の様子を見るのは最後になるでしょう。
市場は正門から見て扇形に広がっています。H.O.さんのご案内で奥の方へ。
セリは早朝(一般見学者の入場が許される前)終わっていて、行き先の決った荷が送り先別に仕分けがされて置かれる場所がありました。正門を入って直ぐの場所です。
あらかた運び出されていた様で、車は走り回っていますが人はまばら。
その奥には卸売りの店が多数営業中、活気が溢れています。
さらに奥、扇を開いた先端辺りは今朝セリが開かれた場所、トラック全盛になる前は市場を取り囲む様にレールがあり貨車が入ったそうです。さらにその先、隅田川に面していますが、以前は船着場があり、船でも入荷したそうです。

隅田川に新しい橋が架かっていました。これは「築地大橋(つきじおおはし)」二年前に架かった様ですがまだ使われていません。築地市場が移転した後にここが道路になるのだそうで、橋の端が見えます。

H.O.さんは市場について色々なことを教えてくださいました。歴史的なこと、セリ…、そして生簀のあるエリアへ。タイ、ハモ、アナゴ、シマアジ、タコ…色々な魚介類がいました。卸売りの店先にもありとあらゆる種類の魚介類。

とても貴重な体験、有意義な見学でした。
H.O.さん、本当にありがとうございました。
私も「少し魚料理を研究しなければ」と考えて最近買った本。

どちらかと言えば肉よりは魚と野菜が好きですから。

とても参考になります。